女王国の城
有栖川有栖の学生アリスシリーズの4つ目の長編なんですが、前作の双頭の悪魔 (創元推理文庫)から10年以上と、ものすごく待たされました。つか、前作まではfilesに借りてたよ!(もう10数年会っていない・・・のかな)
有栖川有栖には「学生アリス」の他に「作家アリス」シリーズというのがあるのだけど、どちらのシリーズでも「有栖川有栖」という人物がワトソン役で、どちらも文章書きという設定です。面白いのは、それぞれのアリスが逆のシリーズを書いているという設定なのですな。
で、「女王国の城」ですが、これが面白い。中ほどまでは、物語はゆっくーりと進むのだけど、終盤は一気に加速。さすがに論理的な解決は無理なんじゃないの?と思うぐらいなんだけど、きっちり解決されるのだな。さすがは有栖川有栖が10数年かけただけあって、非常によい出来です。
まあ、そもそも青春推理小説が好きなのよねぇ。栗本薫のぼくらの時代 (講談社文庫)シリーズとか。
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